白い浴衣の女(青い鬼の顔)
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🧩 説明
📖 本文記載🧩 本文から整理
『柳原堤の女』で、慶応初年の秋、柳原堤の清水山のあたりに「日がくれてから一人の女が、この柳原堤の清水山のあたりにあらわれる」という噂が立つ。顔を見た者もないが若い女らしく、「旧暦のこの頃では夜はもう薄ら寒そうな白地の浴衣をきて、手ぬぐいをかぶって、まぼろしのように姿をあらわす」と語られる。酒に酔った旗本屋敷の中間がこの女を夜鷹と間違えて袂を捉えると、女は黙って振り返り、「白い手ぬぐいの下からあらわれた女の顔は青い鬼であった」ので中間は大熱を発して苦しんだ。噂はそれからそれへと伝わり、大蛇の精説、堤に年ふる柳の精説も生み出される。清水山一帯は昔から怪異があるとして誰も近寄らない場所で、二人の若者が正体を見とどけようとして大入道・九尾の狐の噂まで作り出す。正体は庄司家の娘お早で、顔や手足の青い痣を何かの絵具で塗りかくし、薄暗い清水山で逢い引きしていたもの。
分類:妖怪・怪異
📚 登場作品(1)
『柳原堤の女』No.43