古祠の祟り(噂)
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🧩 説明
📖 本文記載🧩 本文から整理
『菊人形の昔』で、谷中の団子坂下の草地に残る古い小さい祠について、近所の女房が説明する。そこは臼井という小旗本の屋敷跡で、殿様は切腹、お屋敷はお取り潰しになり二十年余も空地のままで、「その当座は祟りがあるとか云って、誰も空地へはいる者もなかった」という。祠は屋敷内にあったものが取り払われずに残ったもので、何を祭ってあるのか誰も知らない。「障らぬ神に祟り無しで、うっかりした事をして何かの祟りでもあるといけない」と、そのままにしてあると語られる。狐使いの市子おころが毎日この祠を拝みに来るので気味悪がられ、のちに彼女はこの祠の前で殺される。祟りは空地にまつわる噂として語られ、正体は人間の犯罪。
分類:その他の怪異・因縁
📚 登場作品(1)
『菊人形の昔』No.58