『妖狐伝』/安政六年(1859年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)

📖 あらすじ

安政六年の春から夏にかけて、鈴ヶ森の縄手に悪い狐が出て往来の人を化かすという噂が立ち、江戸市中に広がる。若い男が女に化かされて殴り倒されたり、京の商人一行が天狗に脅かされたりする騒ぎのなか、半七は現場の巻煙草の吸い殻から品川沖の黒船が関わると見て探索を始める。

🎬 結末解説(ネタバレあり)

※結末に触れます(押すと開きます)
鈴ヶ森の狐騒動の正体は入墨者の女お此のいたずら(マッチや靴墨など)だった。坂井屋のお糸は脱艦水兵ジョージと駈け落ち同然で姿を消し、巳之助を殴ったのもジョージ。お此は小判掻っ攫いを白状し入墨者ゆえ罪が重く遠島に(贋金づかいの方は証拠不十分)。ジョージは浪士の騒ぎで船へ戻り、お糸は坂井屋へ帰って伊之助と夫婦になった。

👤 登場人物

🗾 舞台

👻 怪異

📜 史実

📖 用語

💬 語録

狐の正体は先ずこの通り、あなたも化かされましたか

半七老人(回想)|怪談の落ちを明かす

狐が人を化かすのでない、人が人を化かすのである

地の文|本編の結語

種を洗えばみんなズウフラ式ですよ

半七老人(回想)|怪談の正体を一笑に付す

御安心なさい。山王下に狐は出ませんから

半七老人(回想)|帰り際に山王下には狐は出ないと言う半七老人
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。

🔗 関連作品(言及している)

No.48 ズウフラ怪談作中で「いつぞやお話をした『ズウフラ怪談』の型にはいる」と言及

🔗 関連作品(言及されている)

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