弁天娘の呪い(噂)
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🧩 説明
📖 本文記載🧩 本文から整理
本文の語:「一種の祟りがあると云い」。『弁天娘』で、山城屋のひとり娘お此は、幼い時に親類の男の児を貰い、以後婚礼の約束をした男が四人まで変死したために縁遠くなり、「お此は弁天娘というあだ名で呼ばれていた」。世間の噂は二つに分かれ、事情を知っている者は「お此には一種の祟りがあると云い」、知らない者は「お此が轆轤首であるとか、行燈の油をなめるとか云い触らす」という。最も多数に信じられたのは弁天様の申し子説で、夫婦が不忍の弁天堂に三七日日参して初めて儲けた子であるから弁天様と同じように独り身でいなければならない、男を求めようとするために弁天様の嫉妬の怒りに触れて相手の男はことごとく亡ぼされてしまうというもので、「弁天娘の美しそうな異名も彼女に取っては恐ろしい呪いの名であった」と書かれる。怪異そのものは現れず、二人の死は呪いではなく人間の事情(のちに女郎屋の一件と市子の話で決着)による。
分類:その他の怪異・因縁
📚 登場作品(1)
『弁天娘』No.13