No.69 白蝶怪
『白蝶怪』/文化九年正月(1812年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)
📖 あらすじ
文化九年正月の寒い夜、音羽のあたりで白い蝶が飛び交う怪異が目撃される。蝶を見た御賄組の娘たちが相次いで病に倒れ、白い蝶が舞い込んだ家には災いがあると噂されるうち、八丁堀の内意を受けた町方(岡っ引の吉五郎ら)が内々に探索を始める。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
白い蝶の正体はお近(=主殺しのお亀)が長崎で学んだ邪法で、火の番の藤助と娘お冬が菅糸で飛ばしていたもの。黒沼伝兵衛の死については医者も死因を確と断じられず、異常の驚愕か恐怖のために心の臓を破ったのではあるまいかと覚束なげに診断した。下手人・死因は本文で確定しない。お近は兄の住職祐道に絞殺され江戸川に沈められた。お北は入水、お勝は自害、幸之助は捕縛され、佐藤孫四郎は不正露顕を恐れて自殺した。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
📜 史実
📖 用語
💬 語録
蝶々も生き物じゃあねえ、薄い紙か絹のような物で上手に拵えたんだろうと思う
吉五郎|白蝶の正体を看破
暗いなかで光るのは、羽に何かの薬が塗ってあるんだな。早く云えばお化けのような物だ
吉五郎|燐薬と菅糸の仕掛けを解く
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
🔗 関連作品(言及している)
本文に他作品への言及はありません
🔗 関連作品(言及されている)
他の作品の本文からこの作品への言及はありません