No.07 奥女中
『奥女中』/文久二年(1862年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)
📖 あらすじ
永代橋の茶店の娘お蝶が、夕方に何者かに攫われて大きな屋敷のような場所へ連れて行かれ、十日ほどして帰ってくるという怪事を繰り返す。今度は戻らぬまま、奥女中と名乗る女が二百両で娘を買い取りたいと申し出て、困り果てた母が半七に相談する。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
お蝶を連れ去る真の目的は、疱瘡で死んだ姫を失い狂った大名奥方の気を鎮める替え玉だった。雪野の告白で真相が判明。偽の奥女中お俊は本物が来る前に娘を奪おうとしたが半七に見破られ許される。お蝶は母ともども奥方と国許へ行き、後に暇を出されて嫁ぐ。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
📜 史実
📖 用語
💬 語録
わたくしのような者でもお役に立つなら、どうぞそのお国へやってください
お蝶|事情を知り身を捧げる娘の清らかさ
奥勤めの御女中の右の小指に撥胝があるようでは、御奥も定めて紊れて居りましょう
半七(若き日)|偽の奥女中の素性を問いただす半七
最も平民的で、それで江戸らしいのは、きりぎりすに限りますよ
半七老人(回想)|虫談義で蟋蟀を江戸らしいとする半七老人
口を利いてはなりませんぞ …… 見てはなりませぬぞ
奥女中(雪野)|替え玉の娘・お蝶に繰り返し課す、話すな・見るなという注意
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
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