🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)

📖 あらすじ

下町のある町内で、火事でもないのに半鐘が夜中に鳴り出し、囲い者の女が何者かに襲われたり、干物が盗まれたりと怪事件が相次ぐ。悪戯小僧の権太郎が疑われて縛られるが、その間も半鐘は鳴り続け、事態の収拾に半七が乗り出す。

🎬 結末解説(ネタバレあり)

※結末に触れます(押すと開きます)
騒動の正体は両国の猿芝居から逃げ出した一匹の猿。半鐘撞き・お北の傘・着物・食い物盗みは猿の仕業で、火の見梯子の獣の爪痕から半七が見破り、空家に蜜柑を餌に罠を張って権太郎と共に捕らえる。お咲・佐兵衛・お倉への襲撃は権太郎の兄(十七)の意趣返しだったが、半七は兄を堪忍し「なにもかもみんな猿公の悪戯」として秘めた。猿は八丈島へ遠島となる。

👤 登場人物

🗾 舞台

👻 怪異

📜 史実

📖 用語

💬 語録

兄貴が悪いんじゃあねえ。兄貴はおいらの加勢をしてくれたんだ

権太郎|いたずら小僧の兄をかばう人情

その小さい心の底にはこうした美しい、いじらしい人情がひそんでいるのであった

地の文|権太郎にほろりとする半七の場面

わたくしも長年の間、いろいろの捕物をしましたがね、猿公にお縄をかけたのは飛んだお笑いぐさですよ

半七老人(回想)|妖怪騒ぎの正体が猿と判明した自嘲

兄貴を縛るならおいらを縛ってくんねえ。

権太郎|兄を縛るなら自分を縛れという権太郎
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。

🔗 関連作品(言及している)

本文に他作品への言及はありません

🔗 関連作品(言及されている)

他の作品の本文からこの作品への言及はありません

🧭 前後の事件

本文に事件の年の記載が無いため、年順の前後は出していません
前の作品(番号順)『お化け師匠』/次の作品(番号順)『奥女中』