No.13 弁天娘
『弁天娘』/安政元年(1854年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)
📖 あらすじ
神田の質屋山城屋の小僧・徳次郎が、口中が腫れふさがる病で亡くなり、死に際に「店のお此さんに殺された」と遺言を残す。その兄が三百両の金を要求して因縁をつけてくるため、困った番頭が半七に相談を持ち込む。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
小僧徳次郎は、針仕事中の娘お此の部屋へ障子の紙を舐めて破って覗き、その舌先を冗談半分に縫い針で突かれて毒が回り死亡。山城屋は兄徳蔵夫婦に百両で内済するが、金欲しさに夫を殺したお留が発覚し磔刑に。番頭利兵衛が婿となり、そのあくる年に、お此は不忍の池へ身を投げた。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
📜 史実
📖 用語
💬 語録
弁天様の申し子はとうとう弁天様に取り返されたのだと世間では専ら噂していました
半七老人(回想)|縁遠い娘の悲運を結ぶ言い伝え
いっそ死ぬならば、婿を取らないうちに死にそうなもんでしたが
半七老人(回想)|お此の不可解な最期を悼む
いや、実におそろしい奴で、こんな女に出逢ってはたまりません
半七老人(回想)|金のために亭主を斬り捨てた女を語る半七老人
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
🔗 関連作品(言及している)
本文に他作品への言及はありません
🔗 関連作品(言及されている)
No.23 鬼娘冒頭で「いつかは弁天娘のお話をしましたから」と先行作品に言及