No.31 張子の虎
『張子の虎』/文久二年三月十二日(1862年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)
📖 あらすじ
文久二年三月、品川の遊郭・伊勢屋で人気の遊女お駒が寝床の中で絞殺されているのが見つかった。枕元には謎の張子の虎が置かれており、依頼を受けた半七が探索を始める。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
お駒を絞殺したのは下新造のお定。お尋ね者の松蔵の情婦で、松蔵逮捕の加勢をしたお駒に復讐するため伊勢屋に潜入し、就寝中に絞殺して寅年生まれの松蔵の位牌代わりに張子の虎を置いた。後に番頭吉助も絞殺し、半七に捕まり引き回しのうえ、獄門となった。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
📜 史実
📖 用語
💬 語録
わたくしが此の世に居りませんと、もう誰も松蔵の墓参りをしてくれる者がございません
お定|復讐を遂げた女の最期の言葉
召捕りの助勢をした素人に対して仕返しをするなどというのは珍らしいことですよ
半七老人(回想)|女の執念深い復讐を語る
お前さん、鈴ヶ森で獄門にかけられて、沖の白帆でも眺めていたいのかえ
お定|鈴ヶ森の獄門を口にして脅すお定
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
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