No.56 河豚太鼓
『河豚太鼓』/文久二年二月(1862年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)
📖 あらすじ
文久二年の正月、湯島の天神のお開帳に参詣した神田明神下の葉茶屋・菊園のひとり息子・玉太郎が、混雑のなかで姿を消す。迷子か人攫いかと騒ぐうち、翌朝半七の家に「武士の誓言」と称する預かり状が投げ込まれ、半七が探索を始める。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
玉太郎誘拐の真相は、乳母のお福が植疱瘡を嫌い、占い師の白雲堂幸斎に唆されて弟の佐吉に玉太郎を連れ出させ、次郎吉・お京に預けたこと。幸斎はそれを種に金をまき上げ、お福を手籠めにして白雲堂の二階に監禁したが、魚八から貰った河豚を食って中毒死したため露顕。玉太郎は救出され、お福は忠義ゆえ咎めは軽く済んだ。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
📜 史実
📖 用語
💬 語録
誘拐者はこの河豚太鼓を餌にして、七つの子供を釣り出したのであろう
地の文|手がかりの太鼓を推察
五十を越していながら、ひどい奴です
半七老人(回想)|白雲堂幸斎を評す
はは、馬鹿な奴め。自分で陥し穽を掘っていやあがる
半七(若き日)|自ら陥し穽を掘ったと見る半七
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
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