『かむろ蛇』/安政五年八月〜九月(1858年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)

📖 あらすじ

安政五年、コロリが大流行するなか、小日向の氷川神社に参詣した煙草屋・関口屋の娘お袖たちは、帰り道で伝説のかむろ蛇――切禿の少女の姿を目撃する。やがて軒の八つ手の葉に「お袖死ぬ」の文字が現れ、女中が蛇に咬まれて変死するなど奇怪な出来事が続き、半七が探索を始める。

🎬 結末解説(ネタバレあり)

※結末に触れます(押すと開きます)
関口屋の娘お袖を狙ったのは、勘当された総領の兄・次右衛門と女中のお由、煙草屋の大吉の共謀。かむろ蛇の伝説を利用し、お由が蝮でお袖を殺そうとして自分が噛まれて死亡。それを次右衛門が因縁に六百両をせしめた。生き返っていた年造が次右衛門を殺し、大吉親子が年造を殺害。二人は捕まり、お袖は無事に全快した。

👤 登場人物

🗾 舞台

👻 怪異

📜 史実

📖 用語

💬 語録

人を呪わば穴二つとか云うのは、まったくこの事でしょう

半七老人(回想)|蝮に噛まれたお由の自業自得

人間の運は判りません

半七老人(回想)|命拾いしたお袖を語る

その虫蝕いの跡は仮名文字の走り書きのように読まれた。おそでしぬ――こう読まれたのである

地の文|枯れ葉の虫食い跡を文字と読む場面
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。

🔗 関連作品(言及している)

No.05 お化け師匠「いつぞやお化け師匠のお話をしたことがあるでしょう」と過去の一件に言及

🔗 関連作品(言及されている)

No.57 幽霊の観世物「氷川のかむろ蛇の観世物」と過去に語った話として言及
No.59 蟹のお角「いつぞや『かむろ蛇』のお話のときに、安政五年のコロリのことを申し上げました」と言及

🧭 前後の事件

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