この怪異が扱われる作品と、関連する史実 👻 怪異分類の一覧へ

🧩 説明

📖 本文記載🧩 本文から整理
本文の語:「貂」。『柳原堤の女』で、清水山の怪異を五人囃子で見とどけようとした若者たちが暗やみで獣らしい物に行き逢い、その正体をめぐって「狐か鼬か河獺か」と評定する。茂八が「万一それが清水山に年ひさしく住む一種の怪獣であるとすると、迂濶に立ち向ってどんなおそろしい禍いを受けるようなことがないとも限らない」と云って尻込みし、その吹聴から「柳原の清水山には怪獣が棲んでいるという噂」が近所に広まる。十一月なかば、喜平と茂八が魚と鼠を餌に罠をかけたところ、四尺あまりの獣がかかる。「獣は鼬によく似たもので、黄いろい毛と長い尾を持っていた。おそらくは貂であろうと判断されたが、それほどの大きい貂は滅多にあるものではないというので、所詮は得体のわからない一種の怪獣と見なされてしまった」。その正体を見とどけた二人は弱虫の汚名をすすぐが、獣は両国の見世物小屋に晒され、興行師のふところをふくらませた。
分類:動物系

📚 登場作品(1)

📜 関連する史実

🧭 移動