No.63 川越次郎兵衛
『川越次郎兵衛』/安政二年三月〜四月(1855年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)
📖 あらすじ
安政二年、江戸城の大玄関に「天下を渡せ」と呶鳴る男が現れ、その笠には「武州川越次郎兵衛」と書いてあった。川越藩に引き取られる途中で姿を消した男の探索を命じられた半七は、笠の持ち主とされる川越出身の次郎兵衛の行方を追って調べ始める。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
江戸城玄関の「天下を渡せ」騒動の正体は、増村の息子ら大店の若旦那たちの悪洒落。太鼓持の三八(=野州の粂次郎)が褒美金五十両で気違いの狂言を演じ、次郎兵衛の笠をかぶって縄抜けした。女衒のお葉がその秘密で増村をゆすり、三八は殺害も覚悟したが内済で収まった。次郎兵衛は安政の大地震で死亡した。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
📜 史実
📖 用語
💬 語録
全くこれが天下を渡す前触れだったのか知れませんね
半七老人(回想)|天下を渡せの一件を総括
今から思えば面白い世の中でした
半七老人(回想)|天狗と旋風の口実を語る
今日じゅうに天下を拙者に引き渡すべし。渡さざるに於いては天下の大変出来いたすべし
次郎兵衛(粂次郎)|江戸城玄関前での前代未聞の名乗り
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
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