No.67 薄雲の碁盤
『薄雲の碁盤』/文久三年十一月(1863年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)
📖 あらすじ
文久三年十一月、本所の旗本・小栗昌之助の表門前に、若い女の生首が古い碁盤に乗せられて晒されていた。用人から探索を依頼された半七は、首の主の見当を付け、吉原の名妓ゆかりの品と伝わるその碁盤の由来をたどって調べ始める。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
女の生首を碁盤に乗せて小栗家の門前に晒したのは力士の万力甚五郎。旦那である伊勢屋由兵衛の囲い者お俊が銀之助と密通し讒言するのを恨んで絞殺し、首を斬って薄雲の碁盤に乗せ、遺恨のある銀之助の実家・小栗家の前に置いた。お俊の薄あばたは白粉で隠されていた。万力は郷里で切腹、碁盤は寺で焼き捨てられた。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
📜 史実
📖 用語
💬 語録
猫はそれを知って主人を守ろうとしたのかと、人々も初めて覚ったがもう遅い
地の文|蛇から薄雲を守った猫の忠義
いくら薄雲の由来付きでも、もうこうなってはどうにもなりません
半七老人(回想)|焼き捨てられた碁盤を語る
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
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